妊娠中に、ほとんどの妊婦さんが経験するのが「腰痛」です。腰痛の程度は、個人差があり、腰にだるさを感じる程度の人や、眠れないほどの痛さの人もいます。また、腰痛になりやすい人は、妊娠する前から腰痛傾向にある人、骨盤が歪んでいる人、猫背の人、妊娠してから急激に体重が増加した人などです。
腰痛の予防や改善のためには、正しい姿勢を心がけたり、腰周りの筋肉を強化するストレッチを行ったりしましょう。姿勢の悪い人や、足を組む癖のある人は、常に、正しい姿勢を意識しましょう。腰周りの筋肉を強化するには、マタニティビクスやマタニティヨガ、妊婦体操を行いましょう。
腰痛がひどくて寝られない、という人は、腰痛を緩和させる効果のある姿勢で眠りましょう。腰に負担をかけない姿勢とは、横向きになったり、足を少し高くしたりする方法です。太ももの間にクッションやバスタオルなどを挟んで、横向きになったり、膝の下にクッションやバスタオルなどを置いて、足を少し高くしたりすると、楽に寝られます。
妊娠中の腰痛は、産後1ヶ月までに、たいていの場合治りますが、痛みの強い場合は、我慢せずに医師に相談しましょう。腰痛などを改善させる湿布薬や塗り薬には、妊婦さんが使用してはいけない薬が含まれていることがあります。素人では、使用できる部位や量などを判断できないと思うので、勝手に市販の薬を使用しないようにしましょう。皮膚からでも、体の中に吸収されてしまいます。